電気設備における定期点検の流れとは?

法律によって、電気設備の点検は実施が定められています。
では、具体的にどのような流れで行われるのかご存じでしょうか。
そこで今回は、電気設備における定期点検の流れについてご紹介します。
▼電気設備における定期点検の流れ
①説明と事前の訪問
まずは、定期点検に関する説明が行われます。
点検内容や当日の流れについて疑問があれば、あらかじめ聞いておきましょう。
また、必要であれば担当者が実際に訪問して現場を確認するケースもあります。
②安全確認
点検内容は電気設備の種類や環境によって異なりますが、まずは安全確認から始めるのが一般的です。
定期点検は基本的に停電させて行うため、停電操作手順の確認や作業者・関係者に周知の徹底を行います。
③屋外の点検
屋外にある、電気設備の配線・設備状況・測定などの点検が主な内容です。
また、漏洩電流が起きていないか屋外配線付近で機器を用いて電流の測定も行います。
④屋内の点検
屋内の点検は、分電盤やブレーカーの加熱・破損・接続状況の点検が主な内容です。
また、屋外と同様に機器を用いて漏洩電流のチェックも行います。
⑤報告
定期点検が終わった後は、調査結果が報告されます。
調査結果の内容によっては、改修や工事が必要になる場合もあるため、報告内容に従うようにしましょう。
▼まとめ
電気設備の定期点検は、説明と事前の訪問・安全確認・屋外の点検・屋内の点検・報告の順番で行われます。
設備の状態や環境によって異なる場合もあるため、気になる際は事前に確認しておくといいでしょう。
『株式会社エレック』は栃木県を拠点に、電気設備の保安管理業務や高圧受変電設備の保守点検を行っています。
スピーディーかつ要望に沿った対応を行っていますので、お気軽にご相談ください。

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