― 再エネ時代の「電力の安定化」を支える技術力 ―
株式会社エレック(本社:栃木県小山市)は、保安管理業務を受託している系統用蓄電池設備において、累計50MWhを超える蓄電池容量の管理実績を達成いたしました。
近年、政府の掲げる2050年カーボンニュートラルの実現や、再生可能エネルギーの主力電源化に向けた政策の後押しにより、再エネの導入が急速に進んでいます。その一方で、太陽光や風力といった自然変動型電源の普及により、電力の供給と需要のバランスをとる系統安定化技術の重要性が高まっています。
その中核を担うのが、系統用蓄電池(BESS: Battery Energy Storage System)です。出力変動の吸収や周波数調整など、電力系統の安定運用を支えるインフラとして、今後さらに導入が進むと見込まれています。
当社では、こうした最先端設備の安定運用に不可欠な「保安管理業務」を担っており、高圧設備に精通した電気主任技術者よる定期点検・法令点検・緊急対応を通じて、発電事業者や事業会社の設備を支えています。
今後も、保安管理のプロフェッショナルとして、再エネインフラの安全・安定な運用に貢献し、脱炭素社会の実現を足元から支えてまいります。