キュービクルを寒冷地に設置する場合の対策について

寒冷地にキュービクルを設置している方は、故障しないか心配ではありませんか。
トラブル対策を講じれば、寒い地域でも安心して使えます。
そこでこの記事では、キュービクルを寒冷地に設置する場合の対策についてご紹介します。
▼キュービクルを寒冷地に設置する場合の対策
■凍結や低温対策
キュービクルを使用するには、一定の温度を保たなければなりません。
しかし気温が低くなる寒冷地の場合は、使用温度範囲を下回る可能性があり、地域によっては凍結する恐れもあるでしょう。
凍結や低温を防ぐために、制御盤ヒーターを設置するのが一般的です。
ヒーターを設置することで、内部温度を設定温度以上に保てます。
■結露や高湿度対策
寒い地域では、外部とキュービクル内の温度差によって、結露が発生するリスクがあります。
結露は、キュービクルに内蔵されている精密機器の故障する原因です。
断熱材を設置して、内外の温度差を小さくすることが必要です。
またスペースヒーターを設置して、結露や高湿度にならないよう対策しましょう。
■積雪対策
雪が降る地域の場合は、積雪に耐えられる強度が必要です。
また雪に埋没しないように、吹き溜まりになるような場所や屋根からの落雪が考えられる場所への設置は避けましょう。
▼まとめ
キュービクルを寒冷地に設置する場合は、凍結や低温対策・結露や高湿度対策が必要です。
事前に対策を講じておくことで、寒冷地でも安心して使えるでしょう。
また積雪対策として、吹き溜まりや落雪の恐れがある場所への設置を行わないことで、キュービクルの埋没を防げます。
『株式会社エレック』は経験や実績が豊富で、さまざまなトラブルにも迅速に対応する会社です。
電気設備の保安点検をご検討中の方は、当社にお任せください。

カテゴリー

関連記事