電気工作物とは、電気を供給する発電所・変電所・屋内配線・受電設備などを指します。
使用する規模や用途により、電気工作物の種類はさまざまです。
今回の記事では、電気工作物の種類について解説していきますので、参考にしてみてください。
▼電気工作物の種類
■事業用電気工作物
大規模な発電所・変電所を事業用電気工作物と呼び、電力会社が住宅・店舗・工場などに電気を供給するために使用されています。
また事業用電気工作物は多くの人々の暮らしに関わるため、安全管理を行う主任技術者を配置することが義務付けられています。
■一般電気工作物
600V以下の低圧電気を利用する設備を、一般電気工作物と言います。
住宅・小規模店舗・コンビニエンスストアなどが、一般電気工作物に該当します。
電圧が低いため、工事の安全性が確保しやすいでしょう。
■自家用電気工作物
600Vを超える電圧を受電する設備・施設のことを自家用電気工作物とよび、学校・工場・病院などが該当します。
停電が起こるとこれらの施設機能がストップしてしまうので、自家用電気工作物の定期点検を行うことが義務付けられています。
▼まとめ
電気工作物には、次のような種類があります。
・事業用電気工作物
・一般電気工作物
・自家用電気工作物
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